タクの怖いモノ

今日はタクの具合がイマイチで、パッとせん１日でした。
乗馬セラピーには行ったけど、ジェリー兄ちゃんとのソーシャルスキル体操は欠席。
で、タクは昼寝に突入したんで、母ちゃんはリージョナルセンターへの手紙を書いてました。
昨日の夜に書いた下書き、レポート用紙の裏表に殴り書きやったけど、結構ギッシリ。
それを読み直して、自分なりに推敲して、タイプしたら１枚に収まって。
で、ちょうど大学から帰ってきてたトニーに添削してもろて。母ちゃんが英語の手紙を書く時って
かなり切羽詰まった時やっていうのは、今まで何度もトニーも見てきてるんで、ちゃんと
添削してくれるんよ。こういう時はホンマに助かります。（あら、珍しい・・？）

その手紙と６月に受けたアセスメントのレポートを封筒に入れて、郵便局まで行って
投函してきました。遅くても火曜日にはリージョナルセンターに着くはず。

あー、大事な仕事をひとつ終わらしたって感じで、ちょっとだけホッとしたわ。
でも、まだまだこれからが大変やねんけどね。

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で、ちょっと気晴らしに・・っていうか、もうそろそろ必要な時期なんで、郵便局の
帰りに薬局スーパーに寄って、ヘアカラー（白髪染め・・・）を買って来てました。
また最近になって、髪の毛がバサバサに乾燥してきたんで（夏の間に痛んだんやと思うわ）、
突然思い立ってポール兄ちゃんに予約したんよね。またバシッとショートにしてもらうつもり。
でも、美容院で髪の毛染めてもらうのって何か勿体ないし、時間の無駄ってな気がしてねぇ・・。
でも、白髪があるままポール兄ちゃんの所に行くのもイヤでね。
「あ、白髪がこんなに・・」って言われたら、分かっててもショックやん？

ただ、来週は他にも色々予定が詰まってて、髪の毛を染めるヒマがない！

なので、今日、決行することに。

「大げさやなぁ」って思われるかもしれんけど・・。
ほら、「これだけは家族でも見られたくないこと」ってあるやん？母ちゃんの場合、この中の
ひとつが「髪の毛を染めてるところ」でね。だから普段はトニーが仕事に行ってて、タクが
学校に行ってる間にするんやけど、もう本日決行！！

トニーがテレビで大学対抗のアメフトを見てて、タクが昼寝から起きだしてコンピューターで
遊んでる間に、母ちゃんは２階に上がって慣れた手つきでヘアカラーを髪の毛・・だけじゃなく
地肌にもすりこんで。

で、ここで母ちゃんのとっておきの作戦！
『スーパーのビニール袋を頭からかぶって、ヘアカラー実施中の髪の毛を密封する！！』

ま、シャワーキャップがあるんやったらそっちの方が格好いいけど、持ってないし、買うのんも
勿体ないし・・・。だってスーパーの袋で間に合うねんもん。

で、スーパーの袋を頭からかぶって、そのまま２階で３０分過ごすのは退屈なんで、キッチンに
下りてって紅茶でも飲もうかなと。

でね、キッチンに下りてったらね、タクが母ちゃんを見てね・・・。

驚愕の顔。

もう目が点。口はポカーンと開いてるし、「母ちゃん、何やねんそれ？何を頭に被ってんねん？」って
言う顔しててね。もう・・何て言うか・・漫画でガーーーンってショックを受けて顔に縦線が
描かれてる事あるやん？あんな顔しながら母ちゃんを遠くから見ててねぇ。笑えました。

そしたら、急にタクがキッチンに走ってきて、そのビニールの袋を取ろうとするんよね。
実力行使！！

だいたいタクって、母ちゃんがおデコ丸出しにしてるのを異様に嫌がるんで、このデコ丸出しの
上にビニール袋を被ってる母ちゃんなんか、もう耐えられんかってんやろね。

ま、何とかなだめて無事やったけど、その後もタクがじーーっと母ちゃんの方をイヤな目つきで
見てるから、キッチンのドアの陰に隠れたら、遠くのイスから背を伸ばして見ようとしてて。

どうも「怖いモノ見たさ」らしい・・・。

で、３０分後に髪を洗って、乾かしてキッチンに戻ったらホッとした顔。

・・・正直なやっちゃ！