無事にアメリカに戻りました。
日本時間1月3日の昼前に実家を出発したんやけど、タクは出発前にご飯3杯と
コロッケ2つ食べて腹ごしらえ。もう機内食はひとくちも食べへんし(ANAは
おやつにハーゲンダッツのアイスクリームが出るから、あれだけ母ちゃんのを
横取りして食べるけど)機内に持ち込んでるお菓子だけやったらお腹のふくれ
具合も「あの程度・・」って分かってる「旅慣れた男・タク」なんで、事前に
自己防衛って感じ?お利口になったもんですわ。母ちゃん、感動。
最初は家の前からタクと2人でタクシー拾って空港まで行くつもりやってん
けど、おっちゃんの車でばあちゃんも一緒に見送ってくれるって言うんで
お言葉に甘えて送ってもらったんやけどね・・。
成田行きの飛行機が1時半発で、チケットカウンターが開くのがお昼頃。
なので、おっちゃんには11時頃に出たら間に合うんちゃう?って言うたら
「1時間は余裕でかかるから、もうちょっと早めに出た方がええやろ?」
えー、伊丹までそんなに時間かかったっけ??
「あ、伊丹でええんや。」
危うく関空に連れて行かれるとこでしたわい!!
で、チャーッと正月で空いてる高速走って伊丹まで連れてってもらったら、
まだ早くてカウンターがまだ開いてなかったんで、「ほな!
」って
言うてサラッと別れて。
もうこんだけ頻繁に帰ってたら別にね・・アッサリしたもんです。はい。
あ、でもタクはばあちゃんとおっちゃんにハグしてたけど。
伊丹からは今回もまた60人乗りのプロペラ機で成田まで行って・・。
成田到着したときにタクが「今日はコレまで!」って、また日本語でひと言
叫んでねぇ。これはNHK教育テレビ「英語であそぼ」の「えいごふだ」の
最後のキメ言葉。もー、何で日本語やったらわりと適材適所な言葉がサラッと
出るんやろね?不思議。
成田では2時間ほどまったりと時間を潰して、で、ロスまで帰りは追い風に
乗るから約8時間半の空の旅。夕方出発の便やから、タクもこの飛行機では
4時間ほど寝てくれたし、母ちゃんも映画3本見て疲れ切って爆睡。
朝ご飯を配りに来たニオイには気づいたけど、起きれんかったもん。
で、ロスの空港でイミグレ(入国審査)を通って・・・んけどね。
今日並んだ列は係員がアジア系の男性職員と女性職員。ま、どっちの列も
ちゃっちゃと進んでたし、別に今までも里帰りして帰って来て引っかかった事
なかったし、今回も全然緊張感もなくタクと並んで待ってたら、女性職員の
方に当たってね。で、彼女の窓口に行ったら
「どこに行ってたの?この子は息子さん?2人で日本?どれぐらいの期間?
ダンナさんと上手く行ってないの?」
え?何?何でいきなりそこに突っ込んでくる?!
ちょっと母ちゃん、顔引きつったかも・・。
でも笑って誤魔化して、スルッと通してくれたけど・・。
でもでも何ぼクリスマスと正月をダンナ置いてきぼりにして日本に行ってた
から言うて、そういうドロドロした事を聞くか、フツー?!
次からはアジア系の職員の列は行かんようにしよっと・・。
で、無事にイミグレも通過して、通関もスルーして、出口で待ってたら
今日はトニーさん、早く来てたみたいでね。駐車場に車停めてましたわ。
いつもはグルグル空港の周りを周回して「どこやねん?!」ってケータイで
お互いにイライラ怒鳴り合うのがオチやのに。
何か今年は幸先いいかも。
って思ったのもホンの束の間。そこから家に帰るまでの約1時間のドライブは
そんじょそこらのジェットコースターよりも遥かに激しいし、気分悪いし、
「何でこんなとこに手すりが付いてるんやろ?別に意味ないんちゃうん?」
っていう、あの助手席窓の上の手すりを握りしめて鼻で息して目をつぶって
「お巡りさんに捕まってまえ!」って祈りながらのドライブでした・・。
2週間ぶりに会った再会の感動とか、愛の抱擁とか、なしなし!!
もう家に無事着いて車下りたら膝ガクガク・・。
で、玄関に立ったらドアの向こうでステラが遠吠えしてましたわよ。
「え?母ちゃん?!母ちゃんなの?母ちゃん、生きてたの?」ってな感じ。
ジーナ姐さんは庭で日向ぼっこしてたし、もう母ちゃんのお留守には慣れて
るんか「あ、お帰り。」みたいな。でも、ジーナもステラも無事で良かった。
ちょっと2週間で太ってたような気がしたけど、まぁそれは母ちゃんも
お互い様なんで言いっこナシ。
あー、無事に帰ってきました。やれやれ。
で終わるわけがなく、シャワーを浴びてタクが元気にDVDを見てる横で
ちょっとひと眠りしてから、掃除して洗濯して、スーパーに買い物行って、
晩ご飯作って・・・帰って来るなり鶏肉・・・・。
今日はこっちは1月3日やり直しで母ちゃんの誕生日はまだ続いてんのに。
そんなお祝いムードも、なーんもなし!!
でも冷蔵庫の奥の方にシャンペンが入ってて「あら?」って思ってたら
「あれ、飲んでもええで。ホンマは1月1日の大学対抗アメフトゲームで
オレの出身大学が勝ったらお祝いに飲もうと思って買ったんやけど、
負けたから飲んでへんで残ってんねん。」
いらんわい!
「あ、冷蔵庫の中のアルミ製の水筒見たか?あれ、エコでええんや。
あれ、誕生日のプレゼント。」
アルミの水筒が母ちゃんの43歳のプレゼント・・・・。
昭和初期の小学生へのプレゼントならいざ知らず・・・。
今、あのイミグレの女性職員に同じ質問をされたら、母ちゃん、しらふで
ボヤキ続けるかもしれん。
母ちゃん、これでもアメリカに帰ってくるに当たって、新年はもうちょっと
家事とか家庭面でも頑張ろうって思ってたんよ。
いっぺんに目が覚めました。
やっぱり健康第一。体力補強。打倒トニー。

そして次の里帰り計画を今日から練ることにします。
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